最初の「平和時計」

1989年の11月9日に起こった世界的な、時間的な、そして我が社の歴史との統合を受け、「平和時計」のミニチュア版が作られました。それらは「時は全ての壁を打ち破る」のメッセージと共に LorenZ から、壁を押し開いて世界へと旅立ちました。

1992年11月9日、新連邦議会議事堂にて当時のコール首相、ゴルバチョフ元大統領、レーガン元大統領の代理人らに恭しく贈られたのです。このリーダー達の尽力なくしては壁の崩壊への道はなかったでしょうし、また、壁の崩壊なくしては、この「平和時計」の真の意味は現在とは違ったものになっていたことでしょう。その際にゴルバチョフ氏は、「時だけでは壁は打ち破ることはできない。国民の意思が伴わなくては」と言い添え、「我々は一人残らず、1989年11月9日のあの瞬間の国境警備隊の一人一人ですら壁も武器も捨て去って、時によって開かれた人類統合への一歩を踏み出したのです」と述べられました。また、「私たち一人一人が何にもおいて平和の源であること」と説き、そして自らこのことを先導して実行していた人、それはマザー・テレサではないでしょうか。ですからこの3国の指導者達へ時計が手渡された後の1993年の10月16日には、次の「平和時計」はカルカッタの "隣人愛を歌う世界で最も崇高な修道女" のもとへと贈られました。







 
Kohl Gorbi Mother Theresa
 
 

その間ドイツでは、ベルリンとボンの間での首都移転問題における論争が新たな壁を生み出していました。そこで、またしても「平和時計」のメッセージが思い起こされました。「時は全ての壁を打ち破る」のではなかったか?果たして94年2月2日、連邦議会議長のズースムート女史は、ボンの連邦議会に設置されたベルリンの「平和時計」を分断を超えた新しい旅立ちの象徴として、そしてドイツの政治の平和の象徴として紹介しました。またこの際、1989年11月9日に始動した新政権をさらに前進させる意思をこのように表明しました「同じ時間でも有意義に費やしましょう!より良い政治のために時間を使いましょう!」
 

LorenZ