| ベルリンの平和時計 時計職人の抱いた夢 分別が「ふんべつ」に変る時 最初の平和時計 「平和」と「経過」 |
| 分別 (ぶんべつ) が分別 (ふんべつ) に変わる時 旧東ドイツの国家政党SED(社会主義統一党)が国民に西ドイツへの自由な出入国を解放すると伝えたのは、1989年11月9日の18時57分のことでした。その瞬間、壁は真っ二つに 割け、それまで暴力的な支配力によって分かたれてきた数千、数十万人にのぼる群集が平和のもとに1つに集結したのです。 この1989年11月9日の夜、LorenZ は115年目を祝う記念日に、ベルリンのフリーデナウで歴史的な瞬間と新時代の到来を迎えました。宝石商 LorenZ が父と共に築き上げ生み出したこの「平和時計」。その振り子を解き放ち、250名の顧客の皆様の目の前でまさに除幕式を行っていた最中に‐それは19時ごろのことでした‐壁の崩落が始まったという大ニュースが街中を駆け巡りました。その瞬間、まさに私たちはこの「平和時計」の「時は全ての壁を打ち破る」というメッセージの前に呆然と立ち尽くしました。 壁の崩壊を願った時計の始動の瞬間に壁が崩落するとは・・・これは夢か幻なのだろうか?折り返し動き出した振り子を見つめ、「お願いだから止まらず動き続けてくれ、壁が2度と甦ることのないように!さあ動け!平和時計よ!統一の時を、新生の時を刻んでくれ!」信じられない、奇跡というべき偶然の喜びに満ち溢れ、動き出した時計を我々は見守りました・・・ |
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