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    ローヤル・コペンハーゲン
     


 

Flora Danica フローラ・ダニカ

フローラ・ダニカは18世紀から今日に受け継がれる数少ないプロダクトのひとつです。1790年、1775年の創業から15年後、時代は陶器の黄金時代を向かえ、ロイヤル・コペンハーゲンは特別なディナー・シリーズの生産に取り組み始めました。

フローラ・ダニカはデンマークの王、クリスチャン7世がロイヤル・コペンハーゲンに注文したものでした。慣習に従いこのセットは、熱狂的な陶器コレクターであったロシアの皇女カテリーナ2世に贈呈されましたが、1796年カテリーナ2世が急逝すると、陶器セットはデンマーク王家の遺産としてデンマークに保管されることになりました。今日でも、このセットは女王マルグレーテ2世の所有です。

このシリーズの名前とデコレーションは、1761年から1883年の間出版された、3060もの手彩銅版画を掲載した51巻の植物百科事典、「フローラ・ダニカ」に由来しています。フローラ・ダニカ・シリーズは、18世紀末に最も才能ある職人の一人であったヨハン・クリストフ・バイヤーがその生涯をかけて作成した壮大なプロジェクトでした。長い時間と途方もない労力を要する生産プロセスは、1970年に着手され、12年の月日をかけて、1802点にのぼる多彩な作品群が手で彩色されたのです。

1803年1月29日、フローラ・ダニカが初めて晩餐に使用されることになりました。それは、他ならぬ王その人の誕生の宴のためでした。

それ以来、この王家のシリーズは王族の誕生日や結婚式、海外の王族の来賓など、特別な行事にのみ用いられます。1803年に1802点存在したオリジナルのフローラ・ダニカ・シリーズは1530点が現在も残されています。現存のうち一部は今日でも、折に触れ、コペンハーゲンのクリスチャンスボーに立つ女王マルグレーテ2世の城内で食卓を飾っています。またアンティークの貴重なセットは、今日では博物館となっているローゼンボー城と、デンマークのマルグレーテ女王のアマリエンボー城で大切に保管され、公開されています。